日本語の環境について

中華圏で売っているパーム機のほとんどに、CJKOSが標準装備されているのでうれしい。
(本来は、シェアウェアなんで)
もちろん、メーカー側で入れているので、ROMに書き込まれているわけだね。
するってーと、わざわざ日本語用の環境(J-OSとかJaponとか)わざわざ買う必要もなく、日本語のフォントを入れるだけでOKなわけだ。
(日本語フォントは同封ではない)


おっと、CJKOSの説明を忘れていた。
CはChina、JはJapanese、KはKorea、それぞれの頭文字をとったOS。
つまり、中国語、日本語、韓国語を英語版Palmで使用可能にするソフトだ。

使いかたは簡単。初期設定(Prefs)の中に、CJKOSが入っているので、それをクリック。
"Enable"と書かれているチェックボックスをクリックするだけ。
あとの設定は説明が面倒なんで省略するが、CJKOS用の日本語フォントがあれば、日本語環境にすぐ変更できる。


ところが、ひとつだけ難点があって、CJKOSでは、半角文字に対応してないみたい。
そんなわけで、半角の必要な場合は、他の環境を入れる必要がある。


後もうひとつ。
入力は他のソフトを使う必要がある。
(J-OSには入力用のアプリも同封されているから、始めてパームを触ったころは便利だった。)
僕はこれも有名なPOBoxという入力ソフトを使っている。


さて、僕の使っている環境だが、
TXの日本語環境にCJKOS、日本語入力にはPOBox
半角対応してないけど、他のソフトをそれだけの為に買うのが莫迦らしいので無視。
(パームを使う為には多少のあきらめが大事かも……_| ̄|○


しかし、Treo650の方はJ-OSを兼用している。
というのは中国語と日本語を同時に使う必要があるからだ。
CJKOSは複数の環境に対応しているが同時に二カ国語は使用できない。
中国語の時は日本語が読めないし、逆も同じ。
でも仕事では中国語でSMSがくる。
そんなわけで、
環境は、中国語にCJKOS、日本語にJ-OS。
文字入力は中国語にCJKOS、日本語にPOBox
という具合でつかってる。
結構面倒だったり