アプリ:FileMerge(準標準)
Xcodeに付随してくるAppleの「準」標準アプリなんで、MacOSXを使っている人ならインストールはしていなくても誰でも持っている(ハズの)アプリです。
Xcodeをインストールしたら、
Developer/Applications/Utilities
に隠れているんで、みっけてください
で、使い方ですが、
▲この窓の二箇所に差分を検出したいファイルをそれぞれ放りこんで(ファイルをドラッグするだけ)「Compare」ボタンを押します。
▲Asciiじゃないよ、とのダイアログが現れるけど無視して「Proceed anyway」を選択。
(文字コードの検出を改善する方法もあるそうですが、Shift_JISもUTF-8も普通に使えたから今のところ無視。必要になったら、試してみようと思ってます。また、改行コードも特に気にせず使えました。)
▲すると、こんな風な2画面表示の窓が出てきて、違う部分を色分けして検出してくれます。
ここで、二つの文章の中間にある「→」の方向を変更して使う文章を決めていきます。
というわけで、使う文章を変更してみます。
▲画面上の「→」の部分を選択すると、上の画像のように太線に囲まれた状態になります。
▲選択された状態でウインドウ下部の「Action」とかかれたボタンを押すと、いくつかの選択肢があらわれますんで、とりあえす今回は「Choose left」を押してみます。
この作業を繰り返して、変更したい箇所をすべて設定します。
▲でもって、メニューバーから「Save Merge As…」を選択、別名で保存します。
(オイラ、失敗したらイヤなんで別ファイルで保存してます)
新規に作られたファイルを確認。文章がきちんと選択したとおりに入れ替わってればOKです。
最近、iPhone、Mac、iPadと(同期せずに)にいろんなデバイスで編集しているんで、どのデバイスに入っているファイルも「同じ名称で最新状態」。
(もっとこまめに同期しろ!(+_+;;)\バキ!!)
DropBoxなんかで自動的に同期すると、作った文章が無くなりそうだし……と困っていました。
しかも、Web検索しても見つかるアプリはWin向けばかり。
「Mac用のテキスト差分検出アプリってなんでなんでないんだろう?」
などと思っていたので、(準標準ではあるけれど)システムに付属してるのに驚きました。(本来は、コードの差分検出なんじゃないか? と自己ツッコミしてみる)
ほんとに思わぬところに隠れてるもんです。
もっとOSXを勉強すれば、システム付随のいろんな便利アプリが出てきそうですね。