アプリ:Stanza

Stanza
横書き書籍リーダー。
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えっと、自分で用意したテキストを横書きで読みたいと思ったら、なんとiPhone用の日本語アプリがないということに気がついてびっくり。
(あるかもしれないけど、オイラ見つけられなかった……)
仕方なしに、他のアプリを探してみたところ、母艦に専用アプリが必要ですが、独自テキストや青空文庫などを読み込んでくれる『Stanza』というアプリを知りましたのでご紹介。


青空文庫の母艦からの転送方法は結構アッチコッチで取り上げられているので、オイラはあくまで独自テキストのみにします。
という訳で、そのやり方は、



▲まず母艦側のStanzaを起動させる。



▲そこで、ツールにある「Enabel Sharing」の欄にチェックを入れる。
(その下にある「Allow Anonymous Sharing」にもオイラはチェック入れたけど、どうでもいいみたい)



▲でもって、iPhone側に転送したいテキストデータをメニューから選択する。



▲上は読み込んだテキストの画像。
(あとで書くけど、ここで難あり)



▲次にiPhone側ですが、まずは「共有ブック」を押します。



▲すると、母艦側のStanzaを自動的に見つけてくれますので、それを指クリック



▲次の画面に出てきたファイルが現在母艦側のStanzaで開かれているテキスト。
母艦側Stanzaで開かれているファイルが転送可能な仕様らしい。



▲このファイルを選択すると、ダウンロードの表示が出てきますので、それを指クリック。



▲で、転送されるわけだが、ここで先ほどの問題が顕著に……


一連の画像を見ていただけばわかる通り、タイトルが不明
オイラはてっきりタイトル=ファイル名だと思っていたのですが違うようです。
作者名はともかく、これでは複数選択時に困ったことになりますよねぇ……


しかも、プレーンテキストとの相性があまり良くないのか、改行も変
改行コードを「LF」にすると、多少改善はされるのですが、あくまで多少。
結局、変なところで改行が行われてしまい読みづらいこと。
しかも、タイトルや作者名をいれる必要があるらしく、それを調べるのにもちょっと時間がかかってしまいました。
(単純にプレーンテキストの場合は、ファイルの一行目二行目に「Title:なにがし」「Autor:なにがし」と入れれば良いだけだったんですが)


ここに至って「このソフト、削除しようかな」なんて考えたりしたのですが、いろんなフォーマットに対応していると気がつきまして、試しにWord形式(.doc)で保存。するとタイトルの問題も、改行コードの問題も簡単にクリアー。
(ただし、新しい.docx形式には対応してないみたい)



▲先ほどのファイルをWordで開き、doc形式で保存。(最新のdocx形式は使わないように)



▲またタイトルと作者名についてはWordでしたらプロパーティから入力可能。
(ちなみに中国では日本語仕様のOfficeが売られてないんで、オイラのは英語仕様となってます)



▲作ったdoc形式を母艦側のStanzaで開くと、改行が改善されています。
先ほど、プロパーティから入力した「タイトル」と「作者名」もきちんと表示される様になってますね。
(なんで、プレーンテキストではだめなんだろう? PC用はキチンと出来るのかな?)


Mac側のStanzaで表示がきちんとされていたら、先の要領でiPhone側と接続して完成となります。



iPhone側での表示もきちんとできてる(タイトルが大きいけど)


はっきり言って、動作の鈍さに難がありますし、一々Wordで作成するのが面倒です。
それでも横書きテキストがiPhoneで読めるようになったのはうれしいですね。
試していないですが、画像なんかも対応しているような気がするんで、サクッと数式やらなにやら突っ込めそうです。
(あくまで気がするだけなんで、試してみない事には何ともですが)