miのジャンプ機能

オイラ、普段文章を書くときは「mi」の『標準』モード、つまりテキストを書くだけのファイル形式を使っとります。
(といっても報告書とかばかりですけど)
飾りもなにも無い『txt形式』が好きだから、結構愛用してたり。
(標準のテキストエディットも使ってるけど、頻度としては mi が多いなぁ)
あと、個人的資料や竣工図書(っていうのが仕事で必要なんよ)なんかで、html文章を作るんでその際にも威力を発揮してます。


ただ、最近ちょっと長文を書く必要に迫られていて、miやテキストエディットじゃ一寸力不足(?)
とは言っても、元々持っている「Word」は個人的に好きじゃないし、Appleの『Pages』も持ってるけど、個人的な意見としては『Word』より使えないような……
なんでこの二つ持ってるんだろう? ExcelKeynoteの為だけか??)
他にも以前から愛用している「NewNOTEPAD」があるのだけど、情報集めには活躍しても長文となると管理が面倒くさそう。


そんなこんなで、長文を書くのに適したエディタ(ワープロと言った方がいいのか?)を色々試してました。


まず一番最初に試してみたのが、以下の二つ。
フルスクリーン表示なのが評判の「WriteRoom(有料)」と、それに触発されてつくられたであろう「JDarkRoom(無料)」
この二つ、物凄く好印象なんだけど、今回は駄目……
っていうのは、資料をあちこち見ながら作るようなスタイルには全く向かないんですね。
資料が書籍として手元にあれば良いけど、あいにくオイラは中国在住。
そんな重い書籍群、日本から持ってなんかいけません。
それに資料となり得る重要な書籍はPDF形式でHDDの中か、ネットの上。
画面全部が隠れると、かなりつらい状態になるんですね。
この二つは完全に頭の中だけで書くような時には威力を発揮するんだろうなぁ。


次に長文を書く人(多分小説家とかコラムニスト?)に評判らしい「Scrivener」も使ってみた。
有料アプリなんで、もしよければ買ってみるか? なんて当初はおもってました。
で使ってみると、このアプリって保存の形式が独自形式。
どうもそのことが気に入りませんでした。
それに……ちょっとオイラには高性能すぎ。
ここを読むと欲しくなるんだけど)


で、まぁまぁ良いかなとおもったのが、「iText Express
何が一番気に入ったかって言うと、動作がかなり機敏。さくさくってかける。
(一番の特徴は『縦書き原稿用紙』機能なんだろうけど、こいつはどうでも良いや)
それに『マーク』っていう「しおり機能」がついているのも気に入ってる一つ。


でだいぶ前ぶりが増えてしまったけど、ここまできてオイラふと思ったんだよね。




「miにもしおり機能ついてなかったっけ?」




そうです、「ジャンプ」って言う名前でついてました。
(気付けよ! (+_+;;)\バキ!!)
但しこの機能、「標準」の文章形式では提供されておらず、ちょこっとモード機能を弄らないといけません。
正規表現に対応しているって言うんで、良く知っている方はガリガリ変えているんでしょうな)


という訳で、ちょっくらやり方をメモっておきます。
(miのHelpに書いてあるんだけど)


1)まずはモード設定画面を開きます。
これ、方法は二つありまして、一つがメニューから、
もう一つはウインドウについてるボタンをクリックすることで設定画面が出ます。



▲メニューからの呼び出し。



▲または、上の赤枠のボタンを押すと設定画面があらわれます。


2)でてきたダイアログの「見出し」と書かれたタブを押します。



▲こんな画面になります。


3)ダイアログ画面左下の「新規」と書かれたボタンを押すと、「項目」の中にnameという項目が現れます。



▲項目一覧にnameが出たところ。


4)ここで、「正規表現:」に「[(好きな記号)].*)」と入力。
(上に書いた(好きな記号)という文字は自分の好みに合わせてください。複数選択も可能です。)


5)「正規表現に一致する行をジャンプメニュー/リストに登録」にチェックを入れる。



▲上のようになります。
チェックボックスをつい見逃しがちなんで気をつけてください


6)最後に「設定をドキュメントに反映」というボタンをおせば、下の画面のように設定した文字の入った箇所が反映されるようになります。

▲桃色に変わっているのがわかります?



▲メニュー>ジャンプ の中にも反映されてますね。



▲さらに、新機能(?)のジャンプリストの表示を選択すると、



▲上のように、別ウインドウでジャンプリストが現れます。
このジャンプリストは便利なんで最近は開きっぱなしです。



ただし、この見出し設定はmiを一回終了させるとなくなってしまいした。Σ( ̄□ ̄;)!!
実は、モード設定フォルダ内のファイルが読み込み専用になっていたんですね。
という訳で、モード設定フォルダを開けて、ファイル情報から「読み出しのみ」の部分を「読み/書き」に変更してください。
(これ、オイラだけなのかしら?)



▲これが元のアクセス権。すべて「読み出しのみ」になってます



▲これを「読み/書き」に変更。
オイラ、全部を変えちゃったけど、実際は一番上の自分だけでOKです。


そんな風に紆余曲折ありましたが、結局のところ『mi』に戻ってきてしまいました。
良いアプリだなぁ……


ちなみにこちらのサイトでは文章途中にある文字をマークする方法が書かれてました。
正規表現


 (.*)xxx([^\t]*)


と入力することで、一行の中に「xxx」があればマーキングするようです。
試してみてください。