映画館の在り方

3D映画とか3Dテレビとかが(アバターのおかげで?)流行っているみたいだけど、あれって赤と青のセロファンメガネをつけた飛び出す絵の動画バージョンですよね?
メガネを使わない技術も開発されてるみたいですが、同じような原理なんでしょう。
全く興味がわかないし、そんぐらいだったら普通のDVDで見りゃイイやって思います。
(観てないからかもしれませんが)


大体、今ではホームシアターなんてものが簡単に作れてしまいますし、映画館の方が映像が悪い場合も多々あります(クリアじゃないのが良いって場合も多いですが)
音は普通の5.1chで(よっぽどこだわるマニアックな人以外)必要充分ですし、椅子の振動なんて今でも映画館にあるのか知りませんが余計な物だと。しかも3Dテレビなんてわけわからん物も出て来つつありますし。


そんな風に考えると、どうにも映画館の必要性が巨大スクリーン(とノスタルジー)以外になくなるような気がします(原理の簡単なFilmは大事だと思うのですが)


ところで、
20年以上(オイラ、ジジイになったもんじゃのぉ)前の事なんですが、横浜こども科学館にあるプラネタリウムなんかに使うようなドーム状のスクリーンで観た全天周映画(スペースシップのドキュメンタリーだったと)が印象的でした。
人の視野って200度ぐらいと言われてるんで、その視野全部を覆ってしまうスクリーンはすごかったです。魚眼レンズで撮影してるようで、脳みそが勝手に錯覚するんですね。


思いっきり3D効果が堪能できました。


これっくらいしてくれりゃ、DVDなんかじゃなく、映画館に行きたくなるってもんです。
それに、ドーム型スクリーンはさすがに家じゃ難しいと思うんで、そこらへんが映画館の生き残る道なんじゃ? なんて思ってる今日この頃です。