宙のまにまに

えーっと、「宙のまにまに」ってのはアフターヌーンで連載中の天文部漫画です。
(アニメにもなっていたらしいです)
最近やっと第6巻まで読み終わりました。
不思議と八十年代の香りがする不思議な漫画でして、読んでてふと高校時代の事を思い出してきました。


宙のまにまに 1 (アフタヌーンKC)

宙のまにまに 1 (アフタヌーンKC)


オイラ、高校時代いろんな部活に入っていたんですが、その一つに地質学部というのがありまして、顧問の先生も気象学ではある程度の権威を持っているという恐ろしい部でして。
で、地質学に付随する形で夏と冬には天体観測なども行っていました。
他にも、昼休みには黒点観測を行っていたり。結構天文関連には力を入れていた気がするなぁ
まぁ、そんな感じの高校時代だったんで、この漫画は読んでて楽しかったですね。


ところで、中国にきて、一番悲しいのは、『星が見えない』ことでしょうか。
大体、昼間だって空に薄い膜が張られているような感じで、「青空」になる事は年に数回あるぐらいですか。
まぁ、中国の大気汚染の話は置いとくとして、日中がそんな感じなんですから夜中なんか星の光が届くはず無い、みたいな。


おそらく方角とかから考えるに、夜中かすかに見えているのは『デネブ』でしょうか?
他の星が見えないんで何とも言いようがないのですが、一等星ですらなかなか見れないほど酷い状況です。
東京の繁華街の方がよっぽど見えるんじゃないでしょうか?
聞けば、内陸のほうでも見えないらしく、大気の汚染度が計り知れますね。


そういえば、以前天体好きのイギリス人と話していたんですが、彼も星が見えないという点だけが嫌だといってました。望遠鏡を持って来ていたらしいですが、故郷に送り返したそうです。
(あと鼻毛が伸びるのも困りモンだと……)