最近気付いたこと

ここ数週間、体調が悪く油っ気のある料理をうけつけない。中華で油がない料理は皆無に近いので、極力自炊してる。
で、たまに雇っているオバちゃんがオイラの為に「油を使ってない料理」を作ってくれるんだけど、実際は「ほとんど」の単語が抜けてるだけで、日本人の感覚ではやっぱりギットリ。
中国人は何でこんなに油が好きなんだろう?
ご飯を炊く際にも油を入れる人いるし……


そんな事をつらつら考えていたら、ふと気が付いた事がある。


中華料理には「炒める」って言葉はあるけど、実際の概念や感覚が無いんじゃないか?
彼等の作り方を見てると、油で「炒める」というより、「茹でる」って方がしっくりくる。
広東料理にはまだ多少「炒める」って概念があるのかもしれない。中華鍋を振って材料を直火にかけることで油をはじきとばすのが広東における炒め物の極意(?)だといわれているし。でもね、使う油の絶対量が違い過ぎる。
だいたい、4リッターのボトルで油が売られてるんだから。(オイラの感覚でいうと、中国人の油消費量は日本の十倍から二十倍はあるかと)


まぁ上海蘇州あたりはこれでも少ない方だろうかと。昔いた北京や大連と言った中国の北方は、チャーハンを頼むと油に浸かっているご飯が出て来たもんなぁ……


いずれにしても、中華料理は中国で食べるべきではないと。本場であればあるほどマズイからね。