iPhoneは出荷台数をみるとヒットしたとはいえない??


こんな記事を見っけた。

Apple社が2007年6月に発売した携帯電話機「iPhone」は、出荷台数をみるとそこまでヒットしたとはいえない。2008年3月末までの約9カ月で、累積出荷台数は540万7000台。2007年の総出荷台数が11億台を越えた世界の携帯電話機市場では微々たる存在である。

元記事はTech-On!>ケータイ業界動向:iPhoneやAndroid、新興勢力の目指す先は


つまり携帯電話出荷総数の0.5%、1/200しか売れなかったと言いたいらしい。
じゃあ、実際に今世界中で出荷した携帯電話(多分スマートフォンとかも含んでるんだろうけど)って何機種ぐらいあって、どれの機種が一番のシェア? でもって、その機種が何カ国で売られてるの? って疑問が普通に湧いたんだけど?
そのデーターを見せずに単純にメーカー別のパーセンテージのみで測るのはいかがなものか?


ってなことで、一番出荷台数が多く(去年は全体の38.8%)、おそらく全世界で売られているであろうNOKIAから逆考察してみようかと。
(でも、この考え方ってナンセンスだなぁと思いつつ)


Nokiaは非常にメジャーなメーカーで(オイラも使った事ある)アジアだけで13カ国。世界140カ国以上で売られている。
しかも、各国の販売されている機種は多いところで110機種を見つけたが(中国)、10カ国ぐらい調べたら、あっという間に120機種を超えた(おい)
単純に38.8を120機種で割ってみると0.32%だ
だか販売されてる国数が違い過ぎるので、140カ国のうち1/4に同じ機種が流れているとして、
国平均における一機種当たりの平均出荷台数は0.0092%
かなり少なくなってきた。


さて、大御所のNokiaでこうなら、他のも結果としては同じようなもんだろう(機種が大杉)


ということは、現在のところ、4カ国(米、独、仏、英だけだよな?)
しかも2モデル(4Gと8Gの頃、8Gと16Gになった時機が重ならないから)でしかないAppleは機種的に言えば0.5/2=0.25%
しかし4カ国って事は一カ国当たりの出荷台数は0.25/4=0.0625%となる。
(単純に国平均で6~7倍、iPhoneが売れてるってことだね)


先にも書いたけど、実際どの機種が何台出荷されているのか全く判らないし、販売されてる地域とかも判らんので、上の計算は全く保ってナンセンスなんだけど、
なんか、そういう事を無視して書かれている文章にムカついたから、アホな考察をしてしまったよ。


ともかく、わずか2機種、わずか4カ国で総出荷台数の0.5%っていう数値を出したってことは『スゴい事』なんじゃないのか?
って事が言いたかったんだな。