スタイラスペン

iPhone のような小さな画面ではあまり絵を描く気にならなかったんですが、B5 程の画面サイズがある iPad を持っていると、ふと落書きしたくなったりしますよね?
するってーと、やっぱペンが欲しいなと思うわけで、ついつい「購入」→「試す」→「後悔」→「また購入」というループに陥りがちになりません?
オイラもiPadを購入してから今まで(約1年チョット)の間に四本ほど購入してまして、今日はその感想をかいてみようかと。

▲左から「iStroke」「Goopo」「iPhoneタッチペン チューブボールヘッドタイプ」「TUNEWEAR」


最初にいっておくと、オイラの iPhone/iPad には指紋の付きにくいタイプの保護膜が付いてます。
つるっつるっしたのはあんま好きじゃないんで、ちとザラメって感じですか?
ですから、書き心地とかは各人のもっている保護膜とかでかなり変わってくると思いますのでご了承を。


まずは初めて購入したiPhone/iPadスタイラスペンである「iStroke」。香港にて購入。
デザインが好み。質感もかなりいい感じです。
書き心地は保護膜のせいですが、ちょっと引っかかる感じがし、さらっと書けないのが難点。変に力が入るんでイマイチ。
クリップの付いた部分がキャップになってまして、外すと中にボールペンが付いているですが、実はこれが一番の問題。胸ポケットに挿してるとすぐに外れてしまい、ポケット内が子供の落書き状態。付加価値とかがヘンにあるのは使えないものが多いということの見本です。

▲「iStroke」:クリップ部分が苛立たしいので今は全く使ってません。


次、「Goopo」
iStrokeの失敗を受けて、ボールペンとかが付いてないものを! と上海で探したのがこれ。
質感はイマイチ。とにかく軽いです。
書き心地は、やっぱりチョット引っ掛かりがありまして、少し重く感じます。(iPhone側の保護膜だと、突っ掛りすぎて全く使えない状態)
でも、つるつるの保護膜とか保護膜無しだったら、いい感じなんじゃないでしょうか?

▲「Goopo」


つぎ、蘇州で購入した「iPhoneタッチペン チューブボールヘッドタイプ」
形状は極太六角形でして、コロコロと転がらないのが良いです。
結構重量があるんですが、本体がかなり太いんでそれほど使っていて疲れないのに感動しました。
書き心地は、前二つと同じゴムタイプなんですが、種類が違うのか、書いていても全く引っかかりがなく、サラサラっと書けるのが不思議。ただし、ゴム部分が少し大きいので、絵を書くのとかには非常に向いてません。

▲「iPhoneタッチペン チューブボールヘッドタイプ」:極太だけど、絵を描くのでなければ一番使いやすい。


上に挙げた三つに共通の『ゴムに隠れてどこを書いているかわからない』という問題をなんとか出来ないものかと思ったところ、実家の近所のヨドバシで見っけたのが「TUNEWEAR」という透明円盤型ペン先のスタイラス
これ、良い感じです。多少線を書くと位置にバラつきがでるんですが、それでも、ペンの先が見えないより全然マシです。またペン先がプラスチックなので、引っかかりとかとも無縁。書き心地がこの中では最良ではないでしょうか? (逆に、硬質のペン先なので、画面の保護膜は必須)
はっきり言って、このペンのお陰でiPhone/iPadで絵を書こうという気力が出てきました(気力だけだけど)
難点は、ペン先に付いているスプリング。これが描き位置を間違える主な原因だったりします(あと壊れやすそうな気が……)
この問題を克服しているんじゃないかと思われる「Jot」が次の狙い目。次回日本に帰るときは買ってこようとおもってます。

▲「TUNEWEAR」:今のところ、主に使っているのがこのスタイラス


いずれにしても、絵を書くための道具としてiPhone/iPadは全く向いてません。
時間がかかることこの上ないって感じです(慣れの問題もあるんでしょうが)
この問題さえ解決してくれたら、もっと嬉しいんだけどなぁ、と。