Tips:ファイルの分割と結合

フォトショップとかを使っていると、ファイルのサイズがばかでかくなるときがある。
この間なんか、サクッと作ったポスターが、200MBを超えてビックリ。
送るのも受け取るのもなかなか大変で、ファイルの分割圧縮をおこなってから送るってのが昔からよく使われている方法かと。


で、MacOSXってUnixなんで、標準でファイルの分割ができることに気がついた。
意外なところに盲点。Unix使いの方々には普通の事なんでしょうね、うらめしい……。
ヲイ (+_+;;)\バキ!!
つうわけで、ファイルの分割・結合の方法をメモっときます。


ファイルの分割は、ターミナルを開き、splitコマンドを入力。
バイトで分けるんならその後「 -b」と入力、分割するサイズを更に入れて、ファイルをドラッグすればOK。
(分割方法はいくつかオプションがあるんで、manコマンドで調べてください)
ちなみに分割サイズのところは、「k」と「m」が使える(用はKBとMBね)


例えば、100KBで分割したいなら、

  • split -b 100k (ファイル名)

20MBでやりたいなら、

  • split -b 20m (ファイル名)

ってな具合。
そうすると、Home以下にxaa、xab、xac……という連番ファイルが出来上がる。
これが、分割された後のファイルになります。


ちなみに結合は、catコマンドで行います。

  • cat (分割したファイル名) > (復元後のファイル名)

ってな感じ。
例えば

  • cat xaa xab xac > sample

みたいに。



▲サンプルファイルとして、49.6 MBのファイルを準備しやんした。



▲上の画像では 5 MBに分割(ターミナル作業です)。



▲すると、Home上に分割されたファイルが表れる。



▲これらのファイルはきちんと5MBで分割されている。



▲更に結合を試してみる。これも、単純に全ての分割ファイルを選択して、一気にターミナルへドラッグ。でもって『>』を入力後、任意のファイル名を打ち込むだけ。(見づらくてスマン)
この例では拡張子を記入してるけど、あまり関係ないみたい(Macの場合だけかしら?)



▲個々で出来た結合ファイルも、Home上に出来上がる。


気になる、Windows側(送り先は大体がWin機なんで)では、コマンドプロンプトを立ち上げて、「copy /b」でこれらのファイルを連結できるらしいです(まだ試してないんだけど)